米McAfeeの日本法人であるマカフィーは、「McAfee Email and Web Security Appliance 5.5」(マカフィー イーメール アンド Webセキュリティ アプライアンス)の提供を8日より開始する。
「McAfee Email and Web Security Appliance 5.5」は、メールやWebによってもたらされる脅威からの防護、トラフィック、使用状況の管理、システム管理の要件の軽減を支援するソリューション。価格は1アプライアンス840,000円(税込)からとなる。「McAfee Email and Web Security Appliance 5.5」では単一の統合アプライアンスでメールとWebの高度なセキュリティを実現したとのこと。同社のデータベースサーバにリアルタイム照合することで、アップデート作業などをしなくても最新不審ファイルを判別できる技術「Artemisテクノロジ」、URL、IPアドレス、ドメイン、およびコンテンツのレピュテーションデータの収集と評価付けを行う「TrustedSourceテクノロジ」を統合し搭載した。これにより、更新ファイルや対応パッチが公開されていないシステムに対する、いわゆる「ゼロデイ攻撃」にも対応可能とした。
またネットワーク設定の自動検出、使いやすい設定ウィザードにより、インストール要件を簡素化するとともに、インストール時間を短縮した。同時にポリシーの作成を簡単にし、施行の柔軟性を高め、誤検出や設定の誤りを減らすようになった。またMcAfee Email and Web Security Appliance 5.5では、URLフィルタリングも追加費用なしで利用可能となっている。アプライアンスに統合されているURLフィルタリングには、90以上のWebサイトのカテゴリがあり、Webの使用状況の詳細なモニタリング、ポリシーの施行が可能。URLフィルタリングには、Webの使用状況と傾向をわかりやすく表示するMcAfee Web Reporterパッケージも組み込まれている。
《冨岡晶》