中古パソコン500台を再利用しながら、全市立小中学校20校の職員室LANにシンクライアントとして構築することをリリースした箕面市。OSにはWindowsではなくLinux(edubuntu)を導入するとして、脱MSをうたっていた。同時に、同市では技術的な課題が発生した時にアドバイスや対策検討をしてもらう「サポーター企業」を募集していたが、昨日サポーターが決定したと発表した。 42件の応募があり、そのなかからアイアイいちまるよん、アルカディア、NTT西日本−関西、オージス総研、オリゾンシステムズ、コバヤシステム、東陽テクニカ、日本システムウェア、日本ユニシス、ミントウェーブ、ランドコンピュータ、Ubuntu Japanese Team、大阪府立産業技術総合研究所といった13企業・団体に決定。 市役所担当者のブログでは「こんなむしのいいお願いを、果たして世間様から相手にしていただけるものかと、Edubuntu担以下スタッフは心配しておりましたが、なんということでしょう、大変ありがたいことに、企業・団体・個人から、42件ものご応募を頂戴しました」と驚きと感謝が述べられている。 サポーターとのやり取りやシステム構築の進捗は、公式ブログ「箕面市役所edubuntu日記」で公開していくとしている。