ワコムは16日、ペンタブレットと指先の動きに対応するマルチタッチの両方の入力を可能とする同社の独自技術が、レノボ・ジャパンのWindows 7対応タブレットPC「ThinkPad X200 Tablet」に採用されたと発表。10月22日から販売される。 ワコムの同技術は「Wacom Feel IT Technologies」の「G5」センサーシステムと呼ばれるもの。Windows 7に対応し、従来のタブレットPCに採用されてきた同社の電磁誘導方式(EMR)ペンセンサーと、今回新規に開発したマルチタッチセンサーの両方を駆動させることができる。 ペンタブレットでは、ペンでディスプレイ上に直接文字を手書きするほか、絵や図を描くことが可能。マルチタッチでは、ディスプレイ画面に触れた2本の指の位置と動きを即時かつ正確に認識し、より直感的なPC操作に対応する。 なお、ThinkPad X200 Tabletは2008年10月に発売された12.1型液晶搭載タブレットPC。新たにOSとしてWindows 7を搭載したモデルが10月22日から販売される予定。CPUはCore 2 Duo SL9300(1.86GHz)、メモリは最大4GB、HDDは最大250GBとなる。
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