上位モデルの13.3V型ワイド液晶(1,366×768ピクセル)、下位モデルの11.6V型ワイド液晶(1,366×768ピクセル)の2ラインアップ。両モデルともにOSにはWindows 7 Home Premiumを搭載した。上位モデルの本体サイズは幅323×高さ22.2〜34.2×奥行き223mm、重さは約1.76kg(バッテリ含む)。バッテリ駆動時間は最長で約10.5時間となっている。おもなスペックはCPUがCore 2 Duo SU9400(1.4GHz)、メモリが2GB(最大8GB)、HDDが250GB。カラーはリュクスホワイトのみで、予想実売価格は120,000円前後。
一年前にdynabookシリーズに投入された「dynabook NX」シリーズは、プレミアムコンパクトノートの位置づけとなる。OSはWindows 7 Home Premium、12.1V型ワイド液晶(1,280×800ピクセル、省電力LEDバックライト採用)、CPUには超低電圧版Core 2 Duo SU9400(1.4GHz)を搭載。これまではメモリが最大3GBまでだったが、今回のモデルから最大4GB(DDR3-800)まで対応する。カラーはグラマラスブラック/ノーブルホワイト/ロータスピンクの3色。上位モデルは128GB SSD、下位モデルは250GB HDD仕様となっている。予想実売価格はSSDモデルが200,000円前後、HDDモデルが190,000円前後。
13.3V型液晶(1,280×800ピクセル)の「dynabook CX」シリーズ、15.6V型液晶(1,366×768ピクセル)の「dynabook EX」シリーズは、ともにベーシックなスタンダードノート。OSはWindows 7 Home Premium。CPUがCore 2 Duo P8600(2.4GHz、CXシリーズ)/ Core 2 Duo P8700(2.53GHz、EXシリーズ)を搭載した上位モデルと、Celeron 900(2.2GHz、両シリーズ共通)を搭載した下位モデルを揃えた。今回の改訂で、CXシリーズは上位モデルが標準で4GBメモリを搭載。EXシリーズは液晶サイズ、CPUでスペックアップを図った。カラーはCXがリュクスホワイト、EXがリュクスホワイト/プレシャスブラック。予想実売価格はCXの上位モデルが170,000円前後、下位モデルが140,000円前後、EXの上位モデルが14万円台半ば、下位モデルが120,000円前後。なお、EX上位モデルにはOffice2007+PowerPointが搭載バージョンも用意され、価格は150,000円前後。
ともに16V型ワイド液晶(1,366×768ピクセル)の「dynabook TX」、「dynabook TV」シリーズはAV機能を強化したワイドノート。筐体は共通となるが、TVシリーズは地デジチューナーを設け、テレビ利用を強調している。TXシリーズはCPUにCore 2 Duo P8700(2.53GHz)を搭載し、HDD容量、メモリ容量、Office2007+PowerPoint搭載の有無で3つの価格帯を用意。また、TVシリーズはCPUがCore 2 Duo P8700(2.53GHz)/Blu-rayの上位モデル、Celeron T3000(1.8GHz)/DVDスーパーマルチの下位モデルの2ラインアップとなる。
OSはWindows 7 Home Premium 32ビット版/64ビット版のセレクタブルOSを搭載し(デフォルトは32ビット版)、利用状況に応じて切り替えが可能となっている。これにより、64ビット版を選択した場合、4GB以上のメモリをフルに活用できる利点が生まれる(メモリは最大8GBまで拡張可能)。メモリは高速なDDR 3-1066を採用した。
「モバイルノートの理想形」をうたう、12.1V型(1,280×800ピクセル)ワイド液晶の超軽量・薄型・タフモデル「dynabook SS RX2」シリーズ。今回はOSにWindows 7 Professional 32ビット版を搭載し、メモリが最大4GB対応となった。予想実売価格は128GB SSD/WiMAX標準搭載の最上位モデルが280,000円前後、128GB SSDで約858gの最軽量モデルが270,000円台半ば、63Aバッテリを装備した重さ約1,090gとなる下位モデル2機種は、Office+PowerPointありの場合が240,000円前後、なしの場合が210,000円台半ば。
Windows 7 Home Premiumで32ビット/64ビットの切り替えが可能なセレクタブルOS、Blu-rayディスクドライブ、グラフィックスにGeForce GT230Mを搭載。Qosmio G60は独自の映像エンジン「SpursEngine」を装備し、超解像技術によりネット上の動画の高画質化が行なえるほか、Blu-rayディスクへの書き込み速度が他社との比較で5倍の速さになり、書き込み速度が世界最速だとうたう。