米オラクルは、米国で開催されている「Oracle OpenWorld 2009」の基調講演のハイライトをYouTubeに公開した。 初日の講演にはラリー・エリソン氏と、米サン・マイクロシステムズのスコット・マクニーリ氏が登壇。現在アップされているYouTubeの映像では観られないが、米オラクルCEOのラリー・エリソン氏は、サン+オラクルのシステムがベンチマークで優れた結果を出し、IBMをしのいだことをアピールしていた。 ライブ配信ではサンのSPARC Enterprise T5440 serverとOracle Database 11gの組み合わせが、ベンチマークでDB2+Power 595に勝る結果を出したというデータを公表。具体的にはベンチマーク(TPC-C)で7,717,510.6tpmCをだし、これはIBMの6,085,166tpmCを上回ったという。また、氏はIBMよりもスペース効率、電力効率で上回っている数値を挙げ、「IBMのシステムが“パワー”と呼ばれる理由がよくわかる」「IBMのシステムはグリーンではない」と皮肉った。