「VAIO F」シリーズは、地上デジタルダブルチューナーを内蔵し、CPUにCore 2 Duo P8700(2.53GHz)を搭載するAVノート。液晶ディスプレイは、16.4V型ワイド(1,600×900ピクセル)となる。VAIO Aシリーズと同じく、VAIOディスプレイプレミアムを採用。また、従来モデルに比べHDDを500GBに増やし、ハイビジョン録画や画像の保存に余裕を持たせた。上位モデルはBlu-rayドライブ、下位モデルはDVDスーパーマルチドライブをそれぞれ搭載する。予想実売価格は上位モデルが190,000円前後、下位モデルが170,000円前後。
「VAIO N」シリーズはミドルクラスのノートPCで、従来のシリーズからディスプレイパネル部を変更。15.5V型ワイド液晶(解像度1,366×768ピクセル)の「VAIOディスプレイ」を採用し、迫力のあるハイビジョン映像の表示が可能。また、CPUはCore 2 Duo P8600(2.4GHz)からP8700(2.53GHz)、HDDは320GBから500GBへスペックアップを図った。上位モデルはBlu-rayドライブ、下位モデルはDVDスーパーマルチドライブを搭載。予想実売価格は上位モデルが160,000円前後、下位モデルが140,000円前後。
「VAIO S」シリーズは、液晶ディスプレイ13.3V型ワイド(1,280×800ピクセル)を搭載する、ミドルクラスの軽量タイプ。利用シーンに合わせて3つのモードを切り替えられる「Switch」機能を搭載。壁紙とよく使用するアプリケーションや5つのショートカットボタンをボタンひとつで切り替え可能になっている。また、従来のモデルからCPUをCore 2 Duo P8700(2.53GHz)、HDDを500GBにスペックアップ。予想実売価格は、150,000円前後。
「VAIO Z」シリーズは、重さ約1.48kgのハイスペックで軽量なモデル。液晶ディスプレイは、13.1V型ワイド(1,366×768ピクセル)となる。モバイル機能を強化した人気モデルで、受信最大7.2Mbpsの無線WANに対応。また、モバイルWiMAXにも対応する。既存モデルからのおもな変更点は、CPUがCore 2 Duo P9600(2.66GHz)からP9700(2.8GHz)へ、HDDが320GBから500GB、ディスプレイパネルがVAIOディスプレイプレミアムとなっている。予想実売価格は、210,000円前後。
「VAIO T」シリーズは、液晶ディスプレイに11.1V型ワイド(1,366×768ピクセル)を採用。省電力をうたうモデルで、同社独自の「VAIOエナジーセーブテクノロジー」を搭載。この機能により、性能を落とすことなく低消費電力化を実現したという。上位モデルは、CPUに超低電圧版Core 2 Duo SU9400(1.4GHz)、メモリ4GB、HDD250GB、ワンセグチューナーを搭載。下位モデルは、CPUがCeleron SU2300(1.2GHz)、メモリ2GB、HDD160GBとなっている。予想実売価格は上位モデルが190,000円前後、下位モデルが150,000円前後。