デルは1日、超低電圧版CPUを搭載した薄型・軽量ノートPC「Inspiron 11z」を発表。同日から発売を開始した。ベーシックパッケージの店頭予想実売価格は64,980円。 同製品は、11.6型ワイド液晶(1,366×768ピクセル、アスペクト比は16:9)、超低電圧版CPUのCeleron 743(1.3GHz)を搭載。HDMI端子を標準装備し、キーボードのキーピッチをフルサイズ約92%となる17.5mmとするなど、AV視聴や操作性にも配慮。同社では、「ネットブックの見た目でスタンダードなノートPC並みのパフォーマンスを備える」とうたっている。 本体サイズは幅292×高さ23.5〜25.8×奥行き214mm、重さは3セルバッテリ搭載時で1.39kg。天板のカラーはオブシディアン・ブラック/アルパイン・ホワイト/チェリー・レッド/プリティ・ピンク/アイス・ブルー/ジェイド・グリーン/パッション・パープルの7色。なお、直販サイトではメモリを2GB/4GBから、HDDを160GB/250GB/320GB/500GB(5,400回転)から、バッテリを3セル/6セルから、無線LANを802.11b/gか802.11a/b/g/nから選択可能なほか、Bluetoothもオプションで用意されている。 ベーシックパッケージのおもな仕様は以下のとおり。●Inspiron 11z・OS:Windows Vista Home Premium SP1(Windows 7アップグレード対応)・CPU:Celeron 743(1.3GHz)・メモリ:2GB・HDD:250GB・液晶ディスプレイ:11.6型ワイド液晶(1,366×768ピクセル、アスペクト比は16:9)・無線LAN:IEEE 802.11b/g・有線LAN:10BASE-T/100BASE-TX・インターフェース:HDMI/USB2.0×3/ヘッドホン/マイク/5-in-1メモリカードスロット・バッテリ:3セル(最大駆動時間3時間3分)