ケンコーは31日、コンパクトデジタルカメラ「DSC1230P」を発表。9月下旬から発売する。価格は14,800円。 同製品は、3型液晶を搭載した有効画素数1,200万画素(総画素数1,219万画素)のコンパクトデジタルカメラ。パノラマ写真の撮影時に、3枚の写真をカメラ本体が自動につなぎあわせる処理を行ない、1枚のパノラマ写真に合成(2枚の合成も可能)。これにより、水平画角で約130度相当の超広角写真が得られるとしている。イメージとして、上下幅を維持したまま左右幅を約3倍に広げたものになるという。 そのほかの機能として、「顔認識機能」、「電子式手ブレ軽減機能」を搭載。手ブレ補正はISO3200まで対応する高感度設定と併用することでさらに効果を発揮するとうたう。また、露出の失敗を防ぐ「AEBオートブラケッティング」、20種類の撮影状況に合わせたシーンモードなどを装備。アイコン表示付きのダイヤルを採用することで、容易な操作性にも配慮した。動画の場合、640×480ピクセルで30コマ/秒の撮影まで対応する。 おもな仕様は以下のとおり。●DSC1230P・撮像素子:1/2.33型CCD・総画素数:1,219万画素・有効画素数:1,200万画素・光学ズーム:3倍・デジタルズーム:5倍・焦点距離:f=5.7〜17.1mm(35mm判換算:32〜96mm相当)・開放F値:F2.9(広角)〜F5.3(望遠)・内蔵フラッシュメモリ:32MB・外部対応メディア:SD/SDHCカード(最大16GBまで)・保存ファイルフォーマット:JPEG(静止画)/AVI(動画)/WAV(音声)・インターフェース:USB2.0・バッテリ:リチウムイオン充電池・本体サイズ:幅92×高さ58×奥行き22mm・重さ:約119g(バッテリ、カードは含まず)