ブルレーは17日、韓国Viliv社製のウルトラモバイルPC「Viliv X70」の発売を発表。19日から予約受付を開始する。直販サイト価格は59,800円〜。 同製品は、7V型液晶を搭載した解像度1,024×600ピクセルのウルトラモバイルPC。7月に発売された4.8V型液晶搭載の「Viliv S5」に続くViliv社製PCの第2弾となる。 CPU/SSD/OSの違いによって3種類のラインアップを用意した。下位の「X70-E」はCPUがAtom Z515(1.2GHz)、SSDが16GB、中位の「X70-P-32」はCPUがAtom Z520(1.33GHz)、SSDが32GB、上位の「X70-P-64」はCPUがAtom Z520(1.33GHz)、SSDが64GB。また、上位モデルのみOSにWindows Vista Home Preimumを搭載し、残る2つのモデルはWindows XP Homeとなっている。 GPSユニットに「Sirf Star3」を採用し、Google EarthやMicrosoft Streetなどのナビソフトと連動することで電子地図として機能。さらにオプションのカーキットを利用すれば簡易車載ナビとして活躍するという。バッテリ駆動時間の長さも特長の1つで、ビデオ鑑賞で最大5.5時間、ストリーミング再生で最大4時間、スタンバイ状態で最大150時間を可能にした。「Instant-on」機能を装備し、Just Onモードに設定することでスタンバイモードから約5秒で作業状態に復帰できるという。 液晶はタッチパネル式になっており、UI(ユーザーインターフェース)には独自の「Cube UI」を採用。36個の泡を持つキューブが5カテゴリ分用意され、合計180個の泡の形をしたランチャーに好きなプログラムを指定することが可能。またソフトウェアキーボードを搭載することにより、画面上のキーボードにタッチすることで文章の入力に対応した。さらにBluetoothを標準搭載していることから、入力の際にはBluetooth対応のマウスやキーボードなども利用可能となっている。 720pHDビデオ再生に対応するほか、別売りのTV出力ケーブル利用によってハイビジョンTVへの出力が可能。メモリカードスロットはSDHCカードに対応し、デジカメのデータなどもスムーズに転送できるという。そのほか、USBケーブルでつなぐことで外付けHDDとしての利用も可能になっている。 また、8月19日〜8月31日まで「Viliv X70 発売記念キャンペーン」を敢行。本期間中にX70-P-32/ X70-P-64を予約した場合はバッテリ/カーキット/レザーケースを無料で提供。X70-Eを予約した場合はCPUがAtom Z515(1.2GHz)からAtom Z520(1.33GHz)へ無料アップグレードされ、カーキット/レザーケースが無料で提供される。 おもな仕様と価格は以下のとおり。●共通仕様・メモリ:1GB・無線LAN:802.11b/g・液晶ディスプレイ:7V型液晶(解像度1,024×600ピクセル)・インターフェース:USB/mini-USB/ビデオ出力/テレビ出力/SDHCカードスロット/オーディオ出力・そのほかの機能:130万画素webカメラ/ Bluetooth 2.0+EDR/ GPS Sirf Star3/内蔵マイク・本体サイズ:幅210×高さ22.5×奥行き117mm・重さ:約660g(バッテリ含む)・付属品:バッテリ/ACアダプタ/ストラップ(ペン付)/USBケーブルなど●X70-P-64・CPU:Atom Z520(1.33GHz)・OS:Windows Vista Home Preimum(Windows 7 Home Premiumへの無料アップグレード権付)・SSD:64GB・直販サイト価格:82,800円●X70-P-32・CPU:Atom Z520(1.33GHz)・OS:Windows XP Home・SSD:32GB・直販サイト価格:69,800円●X70-E・CPU:Atom Z515(1.2GHz)・OS:Windows XP Home・SSD:16GB・直販サイト価格:59,800円