伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は、仮想化統合されたITプラットフォームを遠隔から運用するサービス「RePlavail(リプラベイル)」を発表した。10月1日より提供を開始する。 近年、増加傾向にあるプライベート・クラウドなどの仮想統合されたITプラットフォームでは、多種多様なOSや業務アプリケーションの混在により、運用が複雑化する可能性がある。「RePlavail」は、仮想統合されたITプラットフォームの運用を支援するITプラットフォームマネージメントサービスとなる。インフラ統合により、ユーザー企業は部門ごとに構築された複数のプラットフォームを整備し、最大で30%以上のITインフラ運用コストを削減することが可能とのこと。運用フレームワークを、ヴイエムウェアと国内で初めて共同で開発するとともに、すでにCTCで実績のある運用コンサルティングを行い、ユーザー企業のITプラットフォームに適合した運用サービスを提供する。運用サービスは、インフラ安定稼働サービス、リソース最適化サービス、データ保全サービス、ビジネスサポートサービス、ITガバナンス支援サービス、システム管理者支援サービスから構成される。 なおCTCグループで運用・保守サポートを行うCTCテクノロジーが、約150名規模のRePlavailオペレーションセンター(ROC)から遠隔でマネージメントを行い、全国約100か所のカスタマーサービス拠点から、24時間365日体制でオンサイトサポートサービスを提供。CTCは、数百台以上のオープン系サーバを保有しITプラットフォームの再構築を目指す企業や、大規模なプライベートクラウド環境の構築を計画する企業に向けて、RePlavailを展開していくとしている。