富士通は16日、オフィスコンピュータ「PRIMERGY(プライマジー)6000シリーズ」の機能強化を行い、全4モデル27タイプの新モデルの販売を開始した。出荷は8月3日より。 「PRIMERGY 6000シリーズ」は、オフィスコンピュータ「Kシリーズ」「GRANPOWER6000シリーズ」の後継機であり、それらの業務プログラム資産を動作させることができる。新しいミッドレンジモデルの「PRIMERGY 6570/6770」、ハイエンドモデルの「PRIMERGY 6970」の各モデルでは、最新のインテルXeonプロセッサを採用、従来モデルと比較して処理能力を最大3.7倍に向上、消費電力を最大30%削減した。搭載されるオペレーティングシステム「ASP V25」では、パスワード管理機能や認証エラーの監視により不正アクセスの抑止や利用者の操作記録などセキュリティの基盤機能を提供。また、PCサーバ「PRIMERGY」上のMicrosoft SQL ServerやOracle Databaseといったオープンデータベースと同期するデータベース連携機能を提供し、業務データや電子帳票を相互に活用するデータ連携機能により、プログラム資産を活かしながら連携可能となっている。 価格はPRIMERGY 6370(エントリーモデル)が174万円〜、PRIMERGY 6570/6770(ミッドレンジモデル)が340万円〜、PRIMERGY 6970(ハイエンドモデル)が2,420万円〜。