米セールスフォース・ドットコムは現地時間15日、クラウド・プラットフォーム「Force.com」の機能を拡張した「Force.com Sites」の提供を開始した。 「Force.com Sites」によりユーザーは、WebサイトとWebアプリケーションをリアルタイムで構築できるようになる。企業は社内の業務用アプリケーションだけでなく、外部向けのWebサイトもすべて、セールスフォース・ドットコムのリアルタイム・クラウドコンピューティング・プラットフォーム環境で構築・実行できるとのこと。たとえば、「Force.com」でデータベースを構築し、セキュリティと共有モデルを使って公開するデータと情報を定義したり、Webサイト運用のロジックとビジネスルールを定義したり、HTML、JavaScript、Flex、CSSなどの標準的なWebテクノロジーを活用し、外部向けのページを構築したりといったことが可能となる見込み。ドメインについては「Force.com」サブドメインを登録するか、自社の既存ドメインを利用することが可能。 同社では2009年2月、「Force.com Sites」のユーザー・プレビュー・プログラムを実施し、American Red Cross社、Crocs社、Dell社、FICO社、Juniper Networks社、NJ TRANSIT社、Seagate社、Starbucks社をはじめとする85社が参加。ユーザー・プレビューで構築したWebサイトのページビューは3,800万、サイトヒット数は3億5,000万に上り、5TB(テラバイト)を超えるデータをサポートしたとしている。 「Force.com Sites」は、「Enterprise Edition」 と「Unlimited Edition」に含まれる。Enterprise Editionでは最大500,000ページビュー/月、Unlimited Editionでは最大1,000,000ページビュー/月を追加費用なく、利用可能。また、月額1,000ドル(120,000円、税別)で最大1,000,000ビュー/月を追加購入できる(両エディション共通)。※[訂正]初出時の発表より記述の変更があったため、より正確を期すため内容を訂正いたしました。
Googleとセールスフォース、戦略的グローバル・アライアンスを拡大〜クラウド環境のアプリ開発を支援する「Force.com for Google App Engine」発表2008.12.10(水) 10:23
【Interop Tokyo 2018】ネットワーク機器をクラウド管理!ディーリンクジャパンからIoT時代の新提案 2018年6月14日 ディーリンクジャパンは6月13日、幕張メッセで開催中の「Intero…