公正取引委員会は2日、古河電気工業、住友電気工業、フジクラ、日立電線など大手4社を含む数社に対し、独占禁止法違反の疑いで立ち入り検査を行った。 NTT東日本およびNTT西日本などの電気通信事業者向けの光ファイバケーブルの取引において、他の製造販売業者数社と共同して、受注価格の決定、受注予定者の決定、受注割合の決定などの談合を行っているとされた。古河電気工業をはじめいずれの会社も「事実を厳粛に受け止め、検査に全面的に協力してまいります」とのコメントを発表している。