富士通は、香川県善通寺市と共同で「特定保健指導支援システム」の先行研究を実施。対象者は携帯電話を使って日々のデータを送信し、保健師・管理栄養士はウェブ経由でサーバにアクセスする。ウェブ上では対象者から送られてきた食事の写真、時間、データが表示され、それらデータをもとに保健師・管理栄養士が分析しアドバイスを行うことができる。同社では「例えば、資格をもっていても出社できない状態にある栄養士にも有効」「自治体に使っていただきたいと考えているが、栄養士が何人かグループで集まって指導をしたい、という時でも利用してもらえるのではないか」と話している。