フリービットは14日、「パーソナルデータセンター」プロダクト第二弾として、「ServersMan@Windows Mobile 1.0b」の無料提供を開始した。
「ServersMan@Windows Mobile 1.0b」は、「ServersMan@iPhone」同様に、数分の作業で携帯デバイスをサーバ化するソフトウェア製品。“パーソナルデータセンター”(自分だけの持ち歩けるデータセンター)を簡単に構築できるプロダクトとなっており、Mobile Cloud Storageとして利用可能なほか、Mobile Cloud Web serverで携帯電話をWebサーバとして利用可能、ServersManガジェットでWindows Mobile自体を“リアルタイム”マッシュアップに参加可能、File Viewerを利用して保存ファイルをWindows Mobile上で表示可能、ネットワーク仮想化技術によるIPv6対応といった機能が利用できる。
「ServersMan@Windows Mobile 1.0b」のみに実装された特徴としては、まず、iPhone OSでは実現できなかったバックグラウンドプロセスの利用が可能となった。ブラウザやメールなど、他のアプリケーションを使いながらでもServersManを常時起動できるため、サーバ環境としての利便性がいっそう増したという。また、外部ディスクへのアクセスが可能となり、マイクロSDカードなどの、外付けのメモリカードをストレージとして認識するようになった。ケーブルなしの、「メモリカードリーダー」としても利用できる。さらに、利用環境がiPhoneよりも拡大し、より多くの携帯キャリアをサポート。具体的にはdocomo、au、SoftBank、EMOBILE、WILLCOMに対応した。