フリービットは21日、指紋認証付きUSBメモリのみでVPNが利用できる同社のソリューション「MyVPN USB ノード」に、アプリケーションの仮想化技術を導入した。
「MyVPN USB ノード」と仮想化したアプリケーションを組み合わせることにより、携帯したUSBメモリを任意の端末に指すだけで「認証(指紋認証)」「VPN 接続」「アプリケーションの利用」までを行うことが可能となる。また一般的なUSBキーを用いたソリューションでは、USBキーは単なる認証キーであり、利用の際はその他に「特定の」端末に対して別途個別にVPNソフトとアプリケーションのインストールと設定を行う必要があった。
「MyVPN USB ノード」では、固有のPC端末にインストールされているネイティブアプリケーションを、仮想化技術によってMyVPN USB ノード内のメモリ空間に移動(インストール)することができる。またMyVPN USBノード内のメモリ空間にネイティブアプリケーションがインストールされていることで、固有のPC 端末を持ち歩かなくてもUSB メモリを1 本持ち歩くだけで、外出先等どのPC端末からでもインストール・設定を行うことなくネイティブアプリケーションを利用することができるとのこと。