IBMR XIV Storage Systemは、独自のミラーリング技術により高可用性を実現した高信頼性ディスク・ストレージ。Thin Provisioning機能による自動配置で、実際保有する以上に大きな仮想ディスク容量をユーザに提供することも可能となる。XIVは180個のHDDで分散アクセスできるので、ボトルネックやホット・スポット(局所的に忙しい状況)が発生しないという。また、XIVは非常に障害にも強く、たとえHDDに障害が起きたときでも残っている179個の全ディスクでリカバリーするため、データが満杯な状態でも30分程度、半分なら15分で回復コピーが終了する(一般に1TBのコピーには6時間〜25時間程度)。そのため、通常のディスクと比べて「二重障害」の発生する確率を大幅に低減させることが可能となる。