日本電気とウイングアーク テクノロジーズは28日、NEC製HAクラスタソフト「CLUSTERPRO(クラスタープロ)」と、ウイングアーク テクノロジーズ製統合プリンタ制御ソフト「Report Director Enterprise(レポート・ディレクター・エンタープライズ)」(RDE)およびPDFファイル生成モジュール「SVF for PDF」の連携を強化したことを発表した。
具体的には、CLUSTERPROが任意のスクリプトを実行し、応答を監視する機能を提供しており、RDEの運用状況取得コマンドと組み合わせることで、システム観点で帳票システムの動作を監視する。障害発生時には早期に障害を検知し、自動的にサーバを切り替える。またWeb帳票運用においては、汎用性の高いPDFファイルの運用ニーズが多くあるが、アクセス状況によっては、部分障害によりシステムが不安定になることがあり、配慮が必要とされている。CLUSTERPROとSVF for PDFの連携では、複数の帳票サーバによるロードバランス構成によるシステムを、CLUSTERPROが動作環境を監視し、障害検出時にはアプリケーションやサーバの自動リブートを実行するなどして対処する。