伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は26日(月)、グリーンITソリューション事業を強化すると発表した。 ここ数年、地球温暖化防止のみならずコスト削減の観点から、ITにおける消費電力を削減する「グリーンIT」の必要性が高まっており、CTCでも「ITシステムの最適化」「ITファシリティ環境の改善」「グリーンなデータセンターの活用」などのアプローチで、さまざまなグリーンIT関連ソリューション提供に取り組んできた。 しかし、省電力機器の販売や仮想化技術によるシステム統合ビジネスを展開する「クロスファンクショングループ」、全国5ヵ所のデータセンターから効率的なアウトソーシングサービスを提供する「データセンター事業グループ」、オフィスやデータセンター設備の設計・構築・改善サービス「ITファシリティマネジメントサービス(ITFM)」を提供する「保守・運用サービス事業グループ」といった具合に、3つの組織が個別に事業を推進してきた。 今後同社では、グリーンITソリューション事業の強化を目的に、3つの事業グループで展開していたソリューション群を統合する体制をあらためて構築する。サービス内容を体系的に整備してメニュー化を図るとしており、今後はワンストップでのソリューション提供を行うとのこと。