アラクサラネットワークスは10日、ファーストイーサネット・レイヤ2スイッチの新製品「AX1240Sシリーズ」、およびミッドレンジスイッチ「AX6700Sシリーズ」において、夜間や休日などネットワークの使用量が低いときにシステムを節電する「ダイナミック省電力機能」に対応すると発表した。 「ダイナミック省電力システム」は、「必要なときに、必要な部分に電力を供給し、不要な部分は電力供給を削減または停止することで、電力消費の無駄を削減する」という発想のもと、夜間や休日などに、ネットワークが使用されない部屋に接続されているポートの電力供給を削減する、あるいは利用されないネットワーク装置の電力供給を停止する(スリープモード)、さらにトラフィックが少ない時間帯などに、ネットワーク装置の消費電力を削減する(省電力モード)といった機能を持たせるものだ。 新製品である「AX1240Sシリーズ」では、指定した日付(または曜日)の指定した時刻に装置の電源をOFF(スリープモード)/ONする「スケジュールスリープ機能」、リンクダウンしているポートを省電力で運用する「未使用ポート省電力機能」に対応する。「AX6700Sシリーズ」では、通信を中断することなく、通常電力モードと省電力モードの間の切替を行う「オンラインでの省電力モードへの切替」、冗長化したスイッチユニットのうち、待機系のユニットへの給電をOFFする「待機系スイッチユニット給電OFF機能」、指定した日付(または曜日)の指定した時刻に省電力機能を自動的に制御する「スケジュール機能」に対応する。 AX1240Sシリーズは、AX1230Sシリーズの上位モデルで、ダイナミック省電力機能のほかに、各種のセキュリティ機能などを強化しており、2009年1月30日より出荷開始の予定。AX6700Sのダイナミック省電力機能については、今後の機能拡張リリース時に順次サポートして行く予定だ。
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