米ジュニパーネットワークスは現地時間19日、100GbE Gigabit Ehternet(100GbE)を支援する団体や企業と協業し、100GbEの技術開発および推進に参加すると発表した。 このプロジェクトにはジュニパーネットワークスのほかに、米国の大学・研究機関を結ぶ研究ネットワーク「Internet2」、米国エネルギー省「Energy Sciences Network」(ESnet)、オプティカル・トランスポート・ネットワーク・システムのベンダーである「Infinera」、Tier-1サービスプロバイダである「Level 3 Communications」が参加するとのこと。Internet2は、Level 3 Communicationsとの連携でシームレスに拡張可能となっており、米国エネルギー省との間でも、ESnetの次世代ネットワークをInternet2のインフラ上に構築することで合意している。Internet2、ESnetともに、ここ最近急速にトラフィックが増加しており、100GbE環境の構築が急務となっている。 開発された技術は、Internet2およびESnetに実装され、高エネルギー物理学、遠隔医療、気象観測などの分野で活用されるという。ジュニパーネットワークスは、同社の「T1600」コアルーティング・プラットフォームを利用して、Internet2およびESnetに100GbE回線を構築する予定だ。