NECは12日、PCI-Expressとイーサネットを統合した次世代システムハードウェア仮想化技術「ExpEther(エクスプレスイーサ)」普及のためのユーザコンソーシアムの設立を発表した。設立メンバーは企業・大学含め計16社。 ExpEtherは、NECがサーバ、ネットワーク機器向けのI/O仮想化技術として2006年に開発。本技術の発表後、サーバ、ネットワーク機器の開発者にとどまらず、HPC、産業機器、組込み機器関係開発者からも利用を望む声が数多く集まったため、そのニーズに応える形でユーザコンソーシアムを設立したという。 本コンソーシアムでは、次世代仮想化技術としてデファクト化の推進を目的とし、ExpEther利用のための仕様書・開発環境・評価環境・拡張技術などを公開、ユーザを幅広く募っていく。 設立メンバーは以下のとおり。慶應義塾大学兵庫県立大学アドバネットインベンチュアザイリンクス東京エレクトロンデバイス日本アルテラ丸文iDPALTEKFlowgicNethra ImagingThemisTech RevVirtualLogixNEC