同ソリューションは、貸借対照表や損益計算書などの財務諸表を電子化する際の記述言語で、国際標準規格であるXBRL(eXtensible Business Reporting Language)を利用しているのが特徴だ。金融庁のEDINETでは2008年4月以降に開始する事業年度に係る開示書類について、XBRL形式での提出が義務化されたほか、2008年7月からは東京証券取引所のTDnetにおいて、XBRLによる運用が本格導入され、国内でのXBRL形式の財務諸表の本格的な活用が始まった状況をうけて提供されることとなった。
また、ソフトウェア製品として、すでに提供が行われている「uCosminexus Business Reporting Processor」、「uCosminexus XML Link Processor」、「uCosminexus Application Server」にくわえ、XBRLデータ(タクソノミ、インスタンス)をRDBMS(Relational DataBase Management System:リレーショナルデータベース管理システム)で効率よく管理するための基本データモデル、およびデータモデルに対する処理エンジン「Hitachi Business Reporting Framework-分析ライブラリー」も10月1日より提供が行われる。価格はそれぞれ115万5,000円から、52万5,000円から、126万円から、735万円から。
《富永ジュン》