米マカフィーは現地時間7月31日、McAfee Total Protectionソフトウェアの60日間評価版を業務用デスクトップおよびノートPCにプレインストールするグローバル契約を、HPと締結したことを発表した。 直ちに利用することが可能となっている。 McAfee Total Protection Serviceは、デスクトップ、ノートPC、電子メール、サーバを狙う既知と未知の脅威を自動的に検出して阻止するもの。小規模企業ユーザ向けのサービスで、同社のSaaS(Software as a Service)テクノロジーを活用したものとなっている。 危険なウェブサイトにアクセスする前にユーザに警告するMcAfee SiteAdvisorの最新機能とともに、リアルタイムの自動保護機能でウイルス、スパイウェア、ハッカー攻撃を防ぐことができるほか、すべてのインストール、設定、レポートと更新を一元化して複数のユーザグループを作成するウェブベースの管理・レポーティングコンソール、McAfee SecurityCenterによるシンプルな管理機能が含まれている。 HPの付帯事業ビジネス開拓の担当ディレクター、ロブ・モントゴメリー氏は「マカフィーのセキュリティアプリケーションのプレインストールにより、当社の市販コンピュータを購入する全世界の膨大な数のHPの小規模企業ユーザを即座に保護します。評価期間終了時には、ソフトウェアのアップグレードも可能です。マカフィーのセキュリティソリューションの提供によって、社内、社外の環境を問わず、ウイルス、スパイウェア、フィッシング詐欺、ハッカー攻撃、なりすましから小規模企業ユーザを保護します。」とのコメントを寄せている。