インテルは16日、ノートパソコン向けプラットフォーム「インテルCentrino 2プロセッサー・テクノロジー」を発表した。 開発コード名「Montevina」と呼ばれていたインテルCentrino 2プロセッサー・テクノロジー、および企業向けブランド「vProテクノロジー インテルCentrino 2」は、新プロセッサーとチップセットにより、より高いパフォーマンスとロングバッテリライフを両立し、IEEE802.11n対応無線LANやWiMAX、企業向け管理機能「インテルAMT 4.0」などが利用できる。また、アイドル時にプロセッサー・コアやキャッシュメモリなど各コンポーネントの電源を遮断することで省電力化を図るインテルディープ・パワーダウンテクノロジーを搭載する。 45nmプロセスが採用された新プロセッサは、フロントサイドバス(FSB)が1,066MHzに引き上げられたほか、最大6MBのL2キャッシュを備える。そのうち3製品は、熱設計電力(TDP)が30%削減された25Wとなっている。 また、モバイルインテル4シリーズExpressチップセットとインテルWiFi Link 5000シリーズも同時に発表された。インテルWiFi Link 5000シリーズは、IEEE802.11a/g規格と比較して5倍の転送速度と2倍の接続範囲を実現したIEEE802.11n規格に対応し、最大450Mbpsの転送速度を可能としている。