セブン-イレブン・ジャパンは16日、社内システムにおける約5,000台のPCに対して、Microsoft Windows Vista EnterpriseおよびMicrosoft Office Professional Plus 2007(2007 Office system)を導入することを決定、マイクロソフトを通じて発表した。 本件は、2008年1月より、マイクロソフトの協力の下、野村総合研究所が導入検証を開始しており、6か月の短期間で、現行環境からの改良、約250の業務アプリケーションの移行を実行してるとのこと。本年7月より順次社内展開し、運用を開始する。 セブン-イレブン・ジャパンでは、これまでも「ウイルス対策」「適切な情報管理」「データのバックアップ」などのコンプライアンス対策を行ってきたが、社内システム環境再構築にあたり、Windows Vistaにおけるセキュリティ機能の標準実装や、社内展開や運用管理負荷の軽減も含めたITシステム全体におけるコスト削減が可能であるとし、導入を決定したという。さらに2007 Office systemについても、閲覧権の設定などにより、適切な文書管理・文書共有システムの構築ができることが評価され、導入を決定したとのこと。 今後は、社外で使用するモバイルPCの安全性を高めるべく、セキュリティ機能「BitLocker」を活用した盗難対策をとるとともに、Windows Server 2008と連携したターミナルサービス、検疫システムを検討していく予定だ。
米McAfee、安全検索サービス「McAfee Secure Search Service」と安全認定サービス「McAfee Secure for Web Sites」2008.5.12(月) 18:49