世界最大級のコンピュータ見本市「COMPUTEX TAIPEI 2008」取材のため、台湾に到着した私。お仕事ですから、観光する暇もなく、取材をしては原稿を書く毎日。 しかし、せっかく来たことですし、取材と観光が一緒にできるような所はないかしら……。そういえば、台湾にはPC関連の企業が多いんですよね。今回、会場の台湾Shuttleのブースを取材していると、日本支社の方が「Shuttle night」というパーティーが開催されるので来ない?と、さそってくださいました。「(台湾本社は)この会場(南港エキシビジョンホール)からも近いですよ」 マジっすか……! もちろん、行きます!! というわけで、関係者のみなさんと、本社に向かうバスに向かいました。なんと会場から関係者がゾロゾロ……。日本支社の伊藤さんが皆さんを誘導しています。 会場からバスで15分くらい。台北市内の高級住宅地と思われる一角に、台湾Shuttleの本社はありました。周りを見れば、キレイな家ばかりです。実際に、PC系企業の社長さんも何人か住んでいるそう。本社は、7階建てのレンガ風の建物。パッと見ると、落ち着いたマンションのようなたたずまいです。 バスを降りて、中に入ってみます。すると…… “Welcome to Taiwan!”と、台湾の伝統工芸品を配っているブースが! 外国から来た人たちに歓迎の意味を込めて、配っているんですね。そういえば周りを見れば、アメリカ人、ドイツ人など、海外からいろいろな人が来ていて、インターナショナルな雰囲気。日本人も何人かいましたよ。Shuttleは、日本やアメリカ、ドイツにも支社がありますからねぇ。 ブースで配られていたのは、“小麦粘土人形”という、小麦粉に白玉粉を加えてこね、色をつけた人形や、べっ甲飴のような、キャラクターの形をした飴。ほかにも椰子の葉を編んでつくったねずみに、台湾の伝統衣装の格好をしたペーパークラフト人形などが配られました。 見た目は日本の飴細工のような感じのものもありました。というか、私、飴細工かと思ってパクッといきそうになりました。残念ながら食べられないそうです。 おみやげを受け取り、さらに奥へと進みます。すると、抽選箱のような箱が。 なに、なに? おみやげの次は、福引きまでさせてくれるの? と思い、手を伸ばすと……。 「あ、違います。この箱に名刺を入れてください。パーティの最後に“お楽しみ抽選会”があるんです。豪華商品が当たりますよ!!」と台湾Shuttleのお姉さん。 あ、こっちが引くんじゃなくて、引かれる側なのね。 よし! 願いを込めて名刺を投入です。当たりますように! 名刺を入れたら、一番奥にあるパーティ会場へ。すでに100人を超える人たちが集まっていました。これだけの人数を収容できるホールがあるんですね。ステージもあります。 パーティ会場には、Shuttleの製品もいくつか展示してありました。 こちら、COMPUTEXのShuttleのブースにもあった「D10」です。キューブの前面にモニターがついているのが特徴です。キャプチャーカードを差すことによって、前面のモニターを最大16分割に表示することができます。会場ではブース中に監視カメラを設置して表示してました。1つのチャンネルをタッチすれば、拡大して見ることができます。これで、会社のセキュリティに使うことができます。さらに、幻想的な美しいペイントを施しているキューブPCもありましたよ。 さぁ、パーティのお楽しみといえば、お食事(私の場合ね……)。ビュッフェスタイルで、酢豚、蒸しギョウザ、ローストビーフ、ムール貝の香草焼きなど、約30種類ものおいしそうな料理が、所狭しと並んでいますっ。ケーキやビール、赤ワインもありました! もちろん物欲乙女ですから、料理を全て制覇しようと、ガンバッテ1枚のお皿に盛っていきました。 まず、ステージに台湾Shuttle代表のデビット・ウー氏が登場しました。今年で25周年を迎える同社。来場者への同社に対する貢献に謝意を表し、今後の豊富を語りました。そして、インテルのプロダクトマーケティングマネージャーであるジョシュア・ニューマン氏のスピーチ、Shuttleがスポンサーを務める、日本の和太鼓グループ「TAO」の演奏と続きました。 パーティの中盤には、Shuttleに貢献した企業をウー氏が表彰する一幕もありました。国内外から約20社ほどの企業の代表者が、1人ずつステージに呼ばれて賞状を受け取り、握手を交わしていました。みなさんうれしそうです。 西子、企業のパーティなんて初めて出席しました。 さて、2時間ほど続いたパーティもいよいよ終盤に突入。残すは“お楽しみ抽選会”のみです! 豪華商品が当たると言っていましたが、その“豪華”プレゼントってなんだろう……♪ 超楽しみ! なんて、抽選タイムを今か今かと待っていたら…… 編集長「よし、帰るぞ!」 えっ! なんですと!? 編集長「帰って原稿! 原稿!」 げん……こ、う、ですか……? 私、原稿のことをすっかり忘れていました。うぅ……残念ですが、抽選会を前に、泣く泣く退散した私。結局、豪華商品とはなんだったんでしょうか……。今でも気になります。 次回はCOMPUTEXの台湾Shuttleのブース会場のもようをお届けします〜。
【COMPUTEX TAIPEI 2010(Vol.17)】台湾Shuttle、ファンレスのスリムPCなど展示 2010年6月5日 台湾Shuttleは、これから登場予定のスリムPC「XS35」と、同社…