イベントは、「mentos フレッシュスカイダイブ」という体験イベントなんですけど、ハーネスを装着してお菓子の「mentos」型のヘルメットを被り、空中に吊り下げられながら、六本木をスカイダイビングするVR映像を観ることで疑似体験できるというもの。
オープニングイベントで、FIJIWARAの原西氏とピスタチオの伊地知氏が吊り下げられて体験していた様子を見ていたのですが、2人とも「うわあ~~~!!」「ごめんなさい、ごめんなさい!」「違うんですって!」などぎゃあぎゃあ騒いでおり、このときは「仕事でオーバーリアクションしてるのかな」くらいに思っていました。イベントが終わったあとにmentosサポーター代表の秋元才加氏も体験していて、「キャーーー!!!」「ギャーーーー!!!」と六本木ヒルズアリーナ中に嬌声を響かせていたので、このときも「リアクションがいいなあ、さすがサービス精神旺盛なんだなあ」と思っていました。
その秋元氏のあと、いよいよ私も体験。ハーネスをスタッフの方々が装着してくれるのですが、ものすごく綿密に装着の具合をチェックしてくれ、その至れり尽くせり感にちょっと嬉しくなったりしながら、ブランコに乗ってVR映像が映るゴーグルを装着、私の視界がVR映像で覆われたまま空中に吊り下げられました。
VRなので首を振ると見える景色も変わる。映像ストーリーとしては、最初はこの六本木ヒルズアリーナで大ブランコに乗って振り子のように振り回されたあと、上空5000mの高さに放たれ、そこからパラシュートで東京のビル群を浮遊しながら元の場所に戻って来る、というもの。始まると……。
「わーーーー!!!」「ぎゃあーーー!!!」。実際の体勢は、ちょっと揺らされたり横になったり、という程度なのですが、この映像の臨場感がすごくて、体感してるような錯覚に陥りました。最初の大ブランコは遊園地の“バイキング”に乗ってるときのような猛スピードの景色で、下に落ちてくるときに体ギリギリの狭い柵の間をすり抜けるのがスリル満点。私もリアクション芸人と化しました。
というのも、実際の周りの景色が見えないうえ、ヘルメットを被っていて自分の声もあまり聞こえないので、リアクションをコントロールしづらいんですよね。きっとたまたま見てた人は「あいつ何一人で騒いで調子に乗って…」とシラーッとした気持ちになったんじゃないかと思います。ともあれ、無事着陸。六本木の街中をダイビングするのは現実でも不可能なので、ビル群を浮遊する景色を見て逆にファンタジーな気分になりました。
都会のど真ん中で疑似スカイダイビングをするこのイベントは、6月5~7日の3日間、参加費無料で行われるそう。