台湾工業技術研究院(ITRI)、エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)、日本電信電話(NTT)は4日、「台湾新幹線におけるモバイルWiMAXブロードバンド通信サービスソリューション」実験への参加について合意したことを発表した。 NTTBPおよびNTTのアクセスサービスシステム研究所は、2005年より「つくばエクスプレス」に、無線LANによるインターネット接続サービスを提供しており、その技術ノウハウ(2007年第18回電波功績賞総務大臣賞受賞)をもとに、WiMAXを用いた台湾新幹線のインターネット接続サービスについての共同実験に参画する。 具体的には、台湾新幹線車内の乗客への無線LANアクセスの提供のためのエリア設計、車両間の通信方法・列車上のネットワーク設計、時速300kmで高速走行する台湾新幹線と地上間のWiMAXによるエリア設計、高速走行中の電波伝搬・通信品質評価と通信品質向上方法の検討など。 台湾新幹線の乗客人数は2008年4月までに24,466,218人に達し、台湾でもっとも人気がある交通手段の1つ。現在はITRIの統括のもと、関係パートナーによる設備提供が進んでおり、新幹線の列車車両の間および車内のワイヤレスインターネット敷設のため、列車内部と列車外部との間の通信電波の減衰測定テストに着手している。将来的には新竹から桃園(郊外地形とトンネル地形)および台南サイエンスパーク(平坦高速地域)の区間において、システムの検証を実施する予定。
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