TCBテクノロジーズは18日、米Network Equipment Technologiesのマルチプロトコル対応高速エッジアグリゲーションスイッチ「NX5010」と米QLogic製InfiniBandスイッチ製品などを組み合わせ、「InfiniBand-over-WAN」ソリューション向けInfiniBandブリッジとして提供を開始した。価格は、2拠点間の接続構成で5,000万円から。販売は5月1日、出荷は6月1日から開始される。 NX5010は、InfiniBandのパケットを広域ネットワーク(WAN)で伝送し、遠隔地間でデータセンタやグリッドコンピューティングシステムをシームレスに接続できるというもの。低遅延で動作する標準のInfiniBandプロトコルを利用するため、10Gビットイーサネット(10GbE)と比較して約2倍の低遅延性能を実現するほか、複数拠点のInfiniBandをWAN上でブリッジ接続し、1つのInfiniBandネットワークのサブネットとして全体を一元管理できる。 同社では、約3億円の販売を予定している。