印Bharti Airtel、マレーシアGlobal Transit、米Google、KDDI、香港Pacnet、 シンガポールSingTelの6社からなるUnityコンソーシアムは26日、日本と米国を結ぶ広帯域の海底光ファイバーケーブル「Unity」の共同建設について合意した。建設費は約3億ドルと見込まれている。 全長10,000kmのUnityは、DWDM技術を採用することで7.68Tbpsの容量を備えるが、当面は太平洋横断光ケーブルの容量を20%増加させることを目標とする。各960Gbpsのデータ転送が可能なファイバーケーブルシステムが5対用意され、最大8対まで拡張可能となっている。 東京に近い千倉とロサンゼルス、およびその他の米国西海岸ネットワークを結ぶほか、千倉ではAPCN2などの他のケーブルシステムともシームレスに接続してアジア地域との接続をさらに強化する。システムの構築とインストールは、日本電気と米Tyco Telecommunicationsが担当する。システムの構築はすぐに開始され、2010年第1四半期から初期通信料が利用可能になる予定だ。