ソニーは30日、デジタル一眼レフカメラ向けの35mmフルサイズで有効2,481万画素と全画素読み出し性能6.3フレーム/秒を実現したCMOSイメージセンサーを開発したと発表。本年中に量産を開始する予定だ。 近年、デジタル一眼レフカメラは、被写体の細部まで映し出す精細な解像感と豊かな階調表現が求められる。また、交換レンズを35mmフィルムカメラと同じ焦点距離、同じ画角で撮影したいという要望から、35mmフルサイズのイメージセンサーへの注目が集まっている。 こうした背景のなか、今回開発したCMOSセンサーは、独自の回路設計技術に加えて、均一性向上のための高い平坦化技術などの製造技術によって、35mmフルサイズで2,481万画素を実現。同時に、A/D変換器を画素の垂直列毎に並列配置した「列並列A/D変換方式」を採用し、アナログ伝送中に混入するノイズによる画質の劣化を抑え、高速での信号読み出しを可能にしたという。●素子構造イメージサイズ:対角43.3mm(2.7型) 総画素数:6236(H)×4124(V) 約2572万画素 有効画素数:6104(H)×4064(V) 約2481万画素 実効画素数:6096(H)×4056(V) 約2473万画素 チップサイズ:41.0mm(H)×31.9 mm(V) ユニットセルサイズ:5.94μm(H)×5.94μm(V)
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