富士フイルムは24日、顔検出機能を強化したコンパクトデジタルカメラ「FinePix F100fd」を発表。3月中旬に発売する。カラーはブラックとダークシルバーを用意。価格はオープンで、予想実売価格は45,000円前後。 同製品は、機能「顔キレイナビ」は、世界最速の最短0.036秒の顔検出速度を実現したほか、「正面の顔」「横顔」や「斜め顔」だけでなく、「上下逆向きの顔」も含め検出が360度可能にしたコンパクトデジタルカメラ。ストレスを感じることなく、画面内の人物の顔を検出し、ピント・露出・ホワイトバランスを正確に合わせることができるという。 新開発の有効画素数1,200万画素「スーパーCCDハニカムVIII HR」と「リアルフォトエンジンIII」で、従来に比べて約4倍広いダイナミックレンジを実現。また、広角28mmフジノン光学式5倍ズームレンズを搭載し、空間の広がりや奥行き感を強調した写真を撮ることが可能だ。 そのほか、記録した画像を10コマ/秒で高速再生する機能や、一度に100コマの画像を液晶モニター上に一覧表示できる「マイクロサムネイル」機能を採用している。●FinePix F100fd撮像素子:1/1.6型 スーパーCCDハニカム HRディスプレイ:2.7型液晶連続撮影:約3コマ/秒シャッタースピード:1/1500〜8秒レンズ:28mm〜140mm/F3.3(広角)〜F5.1(望遠)記録メディア:xD-ピクチャーカード/SDメモリーカード/SDHCメモリーカード バッテリーフル充電時撮影枚数:最大約230枚インターフェース:USB2.0/ビデオ端子など本体サイズ:幅97.7×高さ58.9×奥行き23.4mm重さ:約170g