16日、イー・アクセスは、筆頭株主としてアッカ・ネットワークスの経営陣の入れ替え、事業の効率化と拡大のための対策をとることを発表した。 発表によれば、イー・アクセスは、アッカ・ネットワークスに対して、取締役7名の選任と現任取締役3名の不再任を、アッカの第8回定時株主総会の議案として提案するとしている。イー・アクセスは15日付けで、アッカの保有株式比率を11.69%から12.68%(イー・アクセスによる16日の発表では13.1%)としてアッカの筆頭株主となっている。ちなみに、異動前の筆頭株主はNTTコミュニケーションだが、同社の保有株式数に変動はなく、11.70%のままで第2位の株主となっている。 提案の理由としては、アッカの平成19年度決算の見込み(減収減益)と株価低迷を改善するため、経営陣を一新し、イー・アクセスのADSL事業やイー・モバイルとの連携によりアッカのDSL事業やブロードバンド通信事業を拡大することであるとしている。狙いはアッカの企業価値向上にあり、そのことでアッカ株主やADSLユーザーの利益も最大化するとしている。 イー・アクセスが提案している経営陣の構成は以下のとおりだ。・新任取締役4名の選任小畑至弘氏、大坂宗弘氏、エリック・ガン氏(非常勤)、石田雅之氏(非常勤)・現任社外取締役3名の再任佐藤元信氏(非常勤)、佐々田法男氏(非常勤)、星野隆作氏(非常勤)・現任取締役3名の不再任木村正治氏、湯英彦氏、廣野公一氏
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