OSのリリースからしばらくはドライバの供給や細かいバグなどのフィックスが整うまで買い控えるユーザーの動きは根強い。一方発売から6年が経過し、OSとして円熟しているXPではこうした問題は少ない。こういった部分がVistaに対する現時点での評価に影響している部分は少なからずある。その意味で、2008年第1四半期に正式リリース予定の「Windows Vista Service Pack 1(SP1)」が登場すれば、Vistaへの移行を決めるユーザーが増加する可能性は高いだろう。今月12日にはVista SP1はRC版の提供が始まっている。SP1の正式リリースからが、Vistaの第2のスタートといえるかもしれない。