802.11n採用の「AR9280」「AR9281」では、既存の802.11a/g規格と比較して約6倍の物理速度を提供できると見られている。また、「ダイナミックMIMOパワーセーブ(DMPS)」「Unscheduled Automatic Power Save Delivery(UAPSD)」「Wake-on-Wireless」などによる節電も実現している。サポートOSはWindows XP、Windows Vista、Mac OS、Linuxなど。 両チップともすでにサンプル出荷中で、量産出荷は2008年第1四半期を予定している。PCIe対応のMini CardおよびHalf Mini Card 向けのリファレンス・デザイン「XB92」と「HB92」もそれぞれ提供される。
《冨岡晶》