日本電気は6日、モバイルWiMAX基地局約200台と基地局設置に伴うシステムインテグレーション一式を台湾の通信オペレータ「大同電信」より受注した。 両社は、台湾政府主導のM-Taiwanプロジェクトの一環として、2007年1月から台湾の東部沿岸地域に位置する花蓮市で医療や行政サービスのトライアルを実施してきたほか、病人が救急車で病院に搬送されていると想定の下、救急車で搬送されている病人の心拍や血圧数などを病院にWiMAXネットワークを介して転送し、病院からは救急車内で緊急処置を行うために必要な病人のレントゲン写真を送るなどのアプリケーションの実証デモを10月に台北市で行っている。 日本電気では、今後大同電信との協業を一層強化したいとしている。