オリンパスは19日、「軸対称自由曲面レンズ」を応用し、全方位の動画像をフルHD(走査線1,080本・インターレース方式)で撮影・投影できるカメラとプロジェクターの試作機を開発したと発表。 プラスチック製で直径約6cmのコマ型の形状をしており、このレンズに入射した光線は内部で反射して全方位へ投影される。この光学系を搭載したプロジェクターを用いて、例えばイベントなどのドーム状のパビリオンにおいて全方位ならではのコンテンツを楽しめるという。 また、この光学系を搭載したカメラを天井に設置すれば室内を全方位見渡せるセキュリティカメラとして使うことも可能だ。