米Microsoftは2日(現地時間)、今年のボランティア活動を締めくくりとして、前・米国大統領ビル・クリントン氏を社屋に迎え、出席した1,000人以上の同社従業員と数千人のWeb放送視聴者が見守る中、同社CEOのスティーブ・バルマー氏と共に地球温暖化や貧困といった地球規模での課題への取り組みについて発表を行った。 同イベントは、毎年10月に開催され、25年もの歴史を持つ。同社は地球規模の問題を解決するためにNPOに貢献し、さらには1年で米国の従業員1名あたり、最大1万2,000ドルもの寄付を行っている。今年は現金とソフトウェアを合わせて、前年の6,300万ドルを上回る7,200万ドルもの寄付が行われた。 また、同社では従業員にたいして1時間のコミュニティサービスを17ドルの寄付として換算するボランティア・プログラムを実施している。2007年は12万9,665時間のNPOへのコミュニティサービスが行われ、220万ドルの貢献として計上された。さらに、全世界のNPOに対して680万ドルの現金と3億3,100万ドル分のソフトウェアによる寄付もなされた。 1983年の創業以来、同社は29億ドル分の現金、活動、およびソフトウェアによるボランティア活動を行っている。