Beat Communicationは9日に、同社製品を導入して社内SNSを運営している企業に対して、社内SNS利用の実態を調査するアンケートを実施、結果を公表した。 調査期間は2007年8月27日〜9月20日で、各企業のSNS運営担当者に「事業内容」「導入してからの期間」「社内での使用人数」「全社員に対する登録ユーザの割合」「平均的ユーザのアクセス頻度」「導入後の効果(複数回答)」「よく活用している機能(複数回答)」「SNSで困ったこと(自由回答)」「社内SNSのファシリテータ存否」「社内SNSの招待形式」の10項目を質問。有効サンプル数、回答率は非公開ながら非常に興味深い結果が出ている。なお今回の調査では社内コミュニケーションにおけるより正確な情報を得るため、「内定者のSNS」や「OB、OG囲い込みのためのSNS」は調査対象から除外されている。 それによれば、まず社内SNSが注目を集め始めたのが近年であることから、導入してからの期間は比較的短く、1年以上が45%を占めた。使用人数は500人以上で運営されている企業が全体の65%以上を占め1000人以上に関しては42%以上であった。 そして登録ユーザの割合だが、50%以上の社員が社内SNSの登録ユーザとなっている企業が、全回答の四分の三を超えた。社内SNSへの登録はいわゆる「強制登録」であるとの回答は少なかったため、社員の自発的参加が多いことがわかった。一方で社内SNSを構築した後に登録ユーザが30%以下と、登録ユーザの少ない企業もあるが全体の割合の12%未満で、10%以下と回答した企業はなかった。 平均的ユーザは、35%を超える企業ではほぼ毎日アクセスしていること、そしてすべての回答でユーザが少なくとも1週間に1回程度はアクセスしてることがわかり、社内のコミュニケーションが活性化されていると言えるとのこと。実際、導入後の効果として、90%前後の企業が「知識や情報の共有に役立った」「社内のコミュニケーションが活性化した」との回答をあげた。また、「風通しが良くなった」という回答も約70%以上見られた。よく利用されている機能は1位がコミュニティ、2位が日記、3位がQ&Aでその後にアンケート、社内wiki機能などが続いた。 このレポート結果は2回(10月9日、10月15日)にわけて公開される予定。
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