キヤノンは26日、フォトインクジェットプリンタ「PIXUS iP」シリーズの新モデルとして、A4判/5色インク搭載「iP4500」とA4判/4色インク搭載「iP3500」の2モデルを発表。10月上旬発売。価格はオープンで、予想実売価格は18,000円、15,000円。 iP4500とiP3500は、顔料ブラックインクを使用し、文字のにじみなどを軽減したA4判インクジェットフォトプリンタ。 iP4500は1plの極小インク滴の吐出で、印刷解像度9,600×2,400ピクセルを実現している。全色独立インクタンクシステムのため、色のなくなったインクタンクだけを交換することが可能。 高速印字ヘッドを搭載しており、L判フチなし1枚を18秒でプリントできる。また、Easy-PhotoPrint EXで、ポートレートや風景、夜景など撮影された写真がどのようなシーンかを自動で解析・分類して補正を行う「自動写真補正」機能を装備する。 インタフェースはUSB2.0。本体サイズは幅445×高さ160×奥行き303mm。重さは6.9kg。 iP3500は、4色インクでインク滴サイズ2plによる印刷解像度4,800×1,200ピクセルのフォトプリンタ。iP4500の下位モデルで、顔料インクや自動写真補正を同様に装備する。 インタフェースはUSB2.0。本体サイズは幅436×高さ145×奥行き302mm。重さは4.9kg。