ソニーは10日、サウンドエンターテイメントプレーヤー「Rolly(ローリー)」のプレス向け製品発表会を都内で開催した。その模様をフォトレポートする。 「Rolly」は手のひらサイズの白い卵型のオーディオプレーヤー。デモンストレーターの女性が同製品のスイッチを入れると両側のフタ状のアームが開き、スピーカー部が現われ、音楽再生がスタートする。さらに、音楽に合わせて踊っているように、アームを振りながら回転しはじめた。「音楽をただ聴くだけでなく、見て楽しむこともできる製品です」とデモンストレーターはいう。 Rollyは、同梱されているソフト「Motion Editor」を使い、あらかじめPCで音楽に合わせた振り付けを設定する「カスタムモーション」機能を搭載している。また、同ソフトで設定していなくても本体が音楽を解析して振り付けを考える「セルフモーション」機能も装備する。 これだけ動くとバッテリーはどのくらいもつのか気になるところだが、音楽とモーション機能を同時に実行した場合で、連続4時間使えるという。 Rollyは、アップルのiPodとは一線を画した「目で見る楽しみ」を備えたオーディオプレーヤーといえる。