ACCESSは、携帯端末および情報家電向けブラウザ「NetFront Browser」の高速化を実現し、ウィルコムのPHS端末「WX321J」(日本無線製、2月15日発売)向けに提供することを27日に発表した。あわせて体感速度最大4倍の高速化も実現する。 「NetFront Browser」は、限られたメモリやCPU環境に配慮された携帯端末向けインターネットブラウザ。今回提供されるソフトでは、米国バイトモバイルのデータ圧縮・プロトコル最適化技術と統合することで高速化を実現しており、携帯およびパソコン向けサイトのダウンロードの体感速度が最大4倍となる。高速化対応の「NetFront Browser」は、バイトモバイルとのライセンス契約締結後(本年7月)初の搭載となり、今後も携帯端末へ提供される予定とのこと。 WX321J向けには、9月より公開されるウィルコムのサイトからソフトウェアを無償ダウンロードすることで高速化に対応し、今後販売される端末には高速ブラウザが順次搭載される。なお、本ソフトウェアに対応した「高速化サービス」はウィルコムより2007年9月中に提供開始の予定となっている。