富士通は23日、フルHDのMPEG-2をH.264方式の映像データに変換し、データサイズをMPEG-2の半分以下に再圧縮するトランスコーダLSI「MB86H52」を発表した。サンプル出荷は9月1日より開始され、サンプル価格は2万5,000円。 MB86H52は、現在出荷中のフルHD対応H.264コーデックLSI「MB86H51」の映像処理技術をベースに変換機能を追加し、さらに顔やゆっくり動く物体といった画質劣化が気になりやすい部分をあまり圧縮せず、それ以外をできる限り圧縮するという富士通研究所独自のアルゴリズムを採用した高画質技術を利用して、入力されたMPEG-2映像の画質を維持しながらもデータサイズが半分以下のH.264方式の映像に変換できるというもの。ハードディスクレコーダーなどの録画機器では同じハードディスク容量で2.5倍以上の録画時間が実現できることとなる。 同社では、H.264対応LSI全体で2007年度に500万個の販売目標を掲げている。