ブルーコートシステムズは31日、神奈川県横浜市の海洋研究開発機構地球シミュレータセンターにおいて、地球シミュレータによるシミュレーションデータの配信に同社の「SG Client」が採用されたと発表した。 同センターでは、シミュレーションデータをWAN経由で他機関に配信する際の通信のパフォーマンス低下が問題となっていたが、SG Clientの導入によりWAN最適化の効果を得てこの問題を解決できるとしている。また、ネットワーク環境を特定できないユーザーに対しても接続回線速度を気にせずサービス提供が行える点、従来のネットワーク環境の変更や通信を停止することなく導入できる点にくわえ、一元的なアクセスポリシーの適用や設定変更が可能な点を利点として挙げている。