松下電器産業のパナソニック・システムソリューションズ社は、デジタルメディアアーカイブシステム(D-MAS II)を活用し、カーナビゲーションシステムに最新のスポット情報やおすすめドライブコースを取り込むことのできるPOI情報ダウンロードサービスを「おでかけストラーダ」として提供、同サービスは2007年6月28日から運用開始する。 同社では、同サービスを構築するPOI情報管理プラットフォームを活用した「POI情報管理システム」の受注を6月28日より開始する。 カーナビゲーションシステムでは通常、年数回の地図データ更新時にPOI情報が更新されるが、利用者からは最新のスポット情報などがリアルタイムに反映されてたPOI情報を取得したいというニーズが強くあり、これを解決する方法として、POI情報をカーナビゲーションシステムへダウンロードするサービスが注目されている。 また、これまで提供されている位置情報、文字情報に加えて、アイコンデータ、画像データ、音声データ、映像データなどPOI情報のマルチメディア化も加速する見通し。今回、同社は新聞社などに多数納入実績のあるD-MAS IIを活用し、最新のデジタル地図とユーザーの利用用途に応じたPOI情報をデータベース化し、様々なデジタル機器に配信できるシステムを開発した。 第一号の納入システムとして、松下電器パナソニック・オートモーティブシステムズ社のカーナビゲーション 『ストラーダFクラス』向けPOI情報ダウンロードサービス「おでかけストラーダ」を28日から運用スタートする。これにより、利用者は最新のスポット情報やおすすめドライブコースをパソコンやデジタルTV、携帯電話などを通じて、ストラーダに取り込めることになる。