この発表は、同社公式ブログ「The Official Google Blog」上において、Google.orgディレクターのDan Reicher氏による「クリーンなエネルギーに関する更新(原題:A clean enegy update)」と題されたエントリで明らかにされたものだ。「プラグインハイブリッズ(Plug-in hybrid electric vehicle)」と名付けられたこの車は、ガソリン1ガロンあたり70〜100マイル(1リットルあたり30〜42km)を走行可能で、一般的な車の約4倍もの燃費の良さを実現している。さらに、余剰電力は電力会社に売ることも可能だとしている。
今回のプロジェクトにより、同社はPacific Gas and Electricから100万ドルの資金提供を受け、さらには1,000万ドルの資金提供に向けてのプロポーザル(RFP)を開始した。さらに、昨年10月に設置した太陽光発電パネルからのマウンテンビューにある同社のカリフォルニア州本社への給電が始まったことも明らかにされた。カリフォルニア州の一般家庭1,000軒分に相当する1.6メガワットの発電能力を持つ同太陽光発電パネルは、本社への電力供給のほかに、駐車場に設置されたプラグインハイブリッズへの充電場への給電も行う。
《富永ジュン》