Chris Atenasio氏による「Google Maps API Introduction」のセッションでは、地図のズームレベルによって、マーカーの表示数を変えられる新機能や最適経路の検索方法が紹介された。最適経路については、コンピュータで解決するには難しかったため、コードを直接書くのではなく、geocodeを使い、Mapで可視化して最適経路を見つけるという。
James Yum氏による「Google Desktop Gadgets」のセッションでは、電池残量メーターや天気予報などの人気ガジェットの紹介やガジェットの開発方法についての解説があった。「デスクトップガジェットは、Push配信やコミュニケーション機能提供が可能で、ターゲットユーザが多い。さらに高機能なUIの提供でき、ユーザ側にもメリットがある。」と主張する。さらに同氏は、「2007年はガジェットの年になるだろう。ブラウザからだけではなくデスクトップからコンテンツが提供される。」と展望を語った。