日本電気(NEC)は17日、KDDI(au)の無線LAN対応携帯電話「E02SA」と同社のSIP対応テレフォニーサーバ「UNIVERGE SV7000」を用いたソリューション「UNIVERGE“au”連携ソリューション」の提供を開始した。ラインアップは、基本セット1種類とオプションセット6種類で構成されている。 本ソリューションは、無線LAN対応au携帯電話とSIP対応テレフォニーサーバを組み合わせることで、社内では無線LANを活用したワイヤレス内線電話、社外では携帯電話として利用するというもの。また、社内文書へのセキュアなアクセスやグループウェア連携を実現することで、外出先でもオフィスと変わらない環境を提供するとしている。 なお、本ソリューションの発売により、1台のUNIVERGE SV7000でマルチキャリアの無線LAN対応携帯電話の使用が可能となっている。ただし5月11日以降出荷分は標準対応となっているが、これまで提供されているものについては有償でのソフトウェア・バージョンアップで対応可能となる。 新ソリューションの構成品、価格および出荷時期は以下のとおり。●UNIVERGE“au”連携ソリューション(基本セット):374万8,500円から(5月21日) −SIP対応テレフォニーサーバ「UNIVERGE SV7000」:1台 −無線LAN対応au携帯電話「E02SA」:1台から −無線LANコントローラ「UNIVERGE WLシリーズ」:1台●UNIVERGE“au”連携ソリューション(オプションセット)・ケータイポータル:220万5,000円から(6月) −企業内情報ポータルソフトウェア「UNIVERGEケータイポータル」 (100ユーザライセンス込み)・モバイル文書閲覧:341万2,500円から(5月21日) −高速文書閲覧システム「DocumentSkipper」・アクティブ電話帳:119万7,000円から(5月21日) −電話帳ソフトウェア「UNIVERGE ActivePhoneBook」 (100ユーザライセンス初年度保守費込み)・名刺管理:393万7,500円から(8月) −名刺ファイリング用サーバ −名刺管理ソフト「やさしく名刺ファイリングPRO」・StarOffice21連携:39万9,000円から(2007年上期) −StarOffice21モバイル連携製品「Pocket web」 (100ユーザライセンス込み)・Lotus Notes/Domino連携:94万5,000円から(2007年上期) −Lotus Notes/Domino専用モバイルクライアント「sMobile」 (100ユーザライセンス初年度保守費込み)