ウィルコムは、今年中にデータ通信サービス「AIR-EDGE」の最高速度を800kbpsにまで引き上げる計画だ。しかし、開発中の次世代PHSでは、それを大きく上回る20Mbpsを達成している。WILLCOM FORUM & EXPO 2007では、ハイビジョン映像を流すデモンストレーションが行われている。 次世代PHSでは、2.5GHz帯の電波を使用。OFDMやMIMOなどの技術により、高速化が図られている。2006年9月には、屋外での実験でも20Mbpsを達成している。 この次世代PHSに対応したデータ通信クライアントのコンセプトモデルも並べられている。これがユニークな形で、データ通信が始まると3本のアンテナが開くというものだ。